※2018/10/1更新 またまたまた、香港・深センを再訪問したので、新しい体験談追加しました
※2018/7/25更新 またまた、香港・深センを再訪問したので、新しい体験談追加しました
※2018/3/27更新 最近、香港・深センを再訪問したので、新しく撮影した写真が含まれています
2018年1月下旬、羽田→香港→深セン→上海経由・江蘇省→上海→羽田を3泊4日で巡るという無茶な旅をしてきました(笑)
深センから上海(虹橋)空港まで春秋航空だったのですが、機材故障で朝7:20発の30分前に遅延が確定。
結局、上海から深センへ向かってくる機材(片道約2時間)待ちで結局3時間半遅れくらいになりました。
その後、上海からの高鐵が雪で更に遅れ…。
とそういう話はどうでも良く、この投稿では香港からお隣の中国・廣東省深センまで安く早く行く方法を解説します。
cf: 密かに盛り上がる中国・深センへ初めて行っても現地人並に楽しむガイド
あくまで安いのだけれど、速さもそこそこ求めるというやり方です。参考記事とご一緒にお楽しみください。
香港空港 朝9:30~夜20:00くらい
香港空港→A43Pバス→新田運輸交匯處→B1バス→落馬洲站(深セン・福田口岸) 総額HKD30.9(約450円)
まず、香港空港を降りたらバス停を探します。
英語をよく見たら分かりますが、巴士/Busと書いてある方向を目指します。
そうすると、巴士總站という表示があり、
看板の裏の真ん中のシマ、左側にA43/A43Pという表示がある場所がバス停です。
先ほどの巴士總站の看板の左側に次の発車時刻の表示がありますので、あと何分でバスが出るのか確認してください。
A43とA43PとNA43という表示がありますが、あくまで目的は”A43P”ですので、間違えないようにしましょう。
もし、間違って”A43″のほうに乗ってしまった場合は、
上水站で下車してください。(運賃HKD30.9)
そこからMTR鉄道で、1駅の羅湖(羅湖口岸)または落馬洲で降りてください。
(それぞれ運賃HKD25、行き先が列車によって違います)
または、上水站の近くに上水廣場というところがあり、そばにバスターミナルがあります。
ここに文錦渡快線というバスが15~30分間隔で走っていて、文錦渡口岸が終点です。
(運賃HKD20、現金のみ、深セン側から乗車の場合はオクトパスカード可)
ちなみに文錦渡口岸は私個人的によく使っていて、とにかく人が少ないので早く行けるのでオススメです。
実は文錦渡口岸と有名な羅湖站は直線で約2kmちょっとしか離れていない中心部にありながらマイナーなんです。
文錦渡口岸は香港空港からも直行バス(運賃HKD80)があることにはあるのですが、本数が少ないので残念ながらオススメできません…。
だいぶ横道に逸れてしまいましたが(笑)本線のA43Pに戻ります。
こちら。
始発が朝9:30、最終が深夜0:00となっていて、毎時00分と30分の1時間に2本出ているということをよく頭に入れてください。
運賃はHKD30.9ですが、現金ではお釣りが出ないので、オクトパスがオススメですし、このルートを使うならオクトパス使わないとダメです。
なぜ、オクトパスを推すのかは後ほど説明します。
ところで、さっきからオクトパス・オクトパス連呼してうるせぇな!オクトパスって何よ!と思われた方。
オクトパス(Octopus・八達通)は香港の交通ICカード。
これで、MTR鉄道にもバスにも乗れるし、コンビニなどの買物でも使えるので便利です。
オクトパスは香港空港でゲットすることができます。
カードはHKD150で販売していて、そのうちHKD50はデポジットで不要な時に返還されます。
残りHKD100が使える分です。
チャージは駅でなくとも、街のセブンイレブンやサークルKなどコンビニでもできるので便利です。
またまた、横道に逸れてしまいましたが戻ります(笑)
バスはこんな2階建てバス。
乗った後、次の目的地は3つ先の新田運輸交匯處です。
バスの運転席のところに電光掲示板があるので、そこを確認して止まったら降りてください。
空港から私が乗った時の実測で、45分でした。
乗り越すと、その次はまたまた上水站になりますのでご注意ください(笑)
A43Pがこの写真の建物の後ろ側なので、降りたところを建物沿いに左折してまっすぐ出てきます。
目の前にCastle Peak Road(青山公路)という道があります。
B1のバス停は道路を渡った向かい側ですので、
このようにバスターミナルを左に見ながら、1本目の信号で対面の道路へ渡り、再度右へちょっと進むとバス停到着です。
こちらの最終が夜21:15。
それまで7~10分間隔で動いていて、運賃はHKD12なのですが、
オクトパスを使うと、HKD12が無料になります!
B1バスに乗る時にオクトパスを通すだけ!
(A43Pに乗った情報があれば自動的に割引が適用される、これがキモ)
このB1バスに乗って終点まで行き、その先が福田(落馬洲)口岸のイミグレになります。
なお、福田口岸に関しては一応門限が夜11時になっています。
私は経験していないので分かりませんが、夜11時を過ぎると暗証番号を押して入る方式のようで少し面倒な可能性があります。
新田から落馬洲の所要時間は約10分程度です。
ちなみにこのB1バス停の先に75番のミニバスが走って、こちらも同じく落馬洲行きです。
万が一B1バスが来ないために、仕方なく75番バスに乗ってしまった場合はお金がかかりますのでご注意を(運賃HKD4.7)。
それでもこのバスの最終が22:05なので、21:15に間に合わなかったけどどうしても!という方はこのミニバスに乗るしかありません。
香港空港 夜21:30くらい~深夜0時
香港空港→A43Pバス→新田運輸交匯處→シャトルバス→皇崗口岸 総額HKD40.9(約600円)
私が体験した時、A43P→B1を使った所要時間は65分ほどだったのですが、道路状況などによって80分とか90分になることもあります。
それを考慮すると、同じくA43Pで新田まで行くのですが、こちらから
皇崗口岸-落馬洲過境穿梭巴士 (皇巴士)
というシャトルバスに乗り、皇崗口岸へ向かいます。
皇崗口岸は24時間越境できますし、バスも24時間運行しています。
通常5~10分間隔、深夜は10~15分間隔で運行していて、運賃はHKD10(オクトパス可)です。
※2018/10/1追加
成田空港からのHK Expressに乗ったのですが、予定より2時間遅れの香港の午後11時くらいに到着しました。
A43Pの最終1本前の23:30にわずかに間に合わなかったので、最終の24時のA43Pで新田に向かいました。
38分ほどで新田に着きました。
降りたバス停をそのまま直進。少し黄色の車体が見えていますが、建物の角を左折します。
黄色の車体のバスに乗ります。これが皇巴士というバスです。
ここで乗るときにはお金はまだ払わずに乗ります。
深夜24時以降、朝までは開いているイミグレが皇岗口岸しかないのでバスは混雑します。
一度、香港側のイミグレで降りて香港の出国手続きをします。
e-道(香港の自動ゲート)が使える方は入って左、その他の方はそのまま直進して手続きします。
香港の出国手続きが終わった後、中国側のイミグレへ行く前にまた黄色いバスに乗ります。
ここでHKD10が発生します。現金かオクトパスを準備してください。
(どちらもない時、Wechatで払えるかどうかは運なので何も持っていないというのはオススメしません)
なお、皇岗口岸を抜けたら深夜はタクシーしか選択肢がありませんので、タクシー代のRMBも確保しておきましょう。
香港空港深夜0:45
香港空港→NA31バス→荃灣(愉景新城)→徒歩→荃灣站→中港直通快線→皇崗口岸 総額HKD70(約1,000円)
深夜にどうしても深センに潜り込みたいというのだからお高いのは仕方ありません(笑)
NA31バスは深夜0:45の1本のみ設定されています。荃灣(愉景新城)からは皇崗口岸は24時間バスが設定されています。
愉景新城は皇崗口岸行きは日中は直通で行けますが、0~6時までに限り荃灣站から発車されるので徒歩で行ってください。
香港空港 朝6:00~朝9:10くらい
香港空港→A31バス→荃灣(愉景新城)→中港直通快線→皇崗口岸 総額HKD55.9(約800円)
朝6時くらいになると、香港市内行きのエアポートエクスプレス(始発5:54)が動いているし、朝7時になれば深圳灣口岸や皇崗口岸の乗り合いタクシーにも乗れますが、どうしても安く上げたいというならば、この選択になります。
香港空港 深夜0:45~朝6:00前
香港空港→N21バス→旺角警署→徒歩→旺角(鴉蘭街)巴士總站→旺角跨境全日通→皇崗口岸 総額HKD62(約880円)
香港空港→N21バス→恒豐酒店(佐敦・彌敦道)→徒歩→柯士甸道跨界巴士總站→油尖24小時跨境快線→皇崗口岸 総額HKD61(約865円)
N21まで旺角なり佐敦までたどり着くのに、60~70分かかります。
そこから、皇崗口岸まで再度40分くらいバス乗らなければいけませんので、深センまで少なくとも2時間半は見ておかなければいけませんが、そこまで面倒なことをして(笑)深夜でも深センに潜り込みたいという変態?(笑)のためのご紹介です。
降りたバス停から乗り換えのルートはこちら。
今度、香港に行くときは朝4時着とかの飛行機に乗ろうと思うので、最後の方法使うかもしれません(笑)
もし使ったら書きます。
※2018/7/25追加
2018年7月に羽田午前1時発・香港午前4時35分着のHK Expressを使いました。
空港から出てきたのが朝5時。
そして朝5時20分発でE34Bという2階建てバスを使いました。
これで元朗方面へ向かいます。
出だしは空港付近を迂回するので急いでいる人向きではありませんが、朝5時過ぎですからどうこう言ってられません。運賃は13.9HKD(約260円)と格安ですから。
そこから、元朗の形點I(Yoho Mall I)というところまで行きます。
私の時は形點Iまで47分で着きました。
降りたのがここです。そのまま向かい側へ渡って、バスターミナルの中に入ります。
ここから落馬洲行きのB1に乗ります。新田で乗るより混雑率が低いかも。
ここから約20分で終点まで着きます。
運賃は12HKD(約170円)でA43P→B1のようにB1のオクトパス使用は無料になりませんが、それでも総額は25.9HKDでちょっと安いです。
私の時は落馬洲到着は朝6時35分。乗り換え含めて75分なら使う価値はあると思います。