過去2回に渡って、
プリペイドSIMカードがAmazonでは”金券”扱いで倉庫へ納品できない!?
プリペイドSIMカードのAmazonにおいての取り扱いの続き
と取り上げてきたプリペイドSIMカードについてですが、Amazonから最終回答が来ました。
太字がAmazonからの回答部分です。
お問い合わせいただきました、
前回までのご案内では、B010LI7MQKは納品できず、
余計にお手間をいただくこととなり、申し訳ございませんでした。
B010LI7MQK と B01CB2U7QQというのはAmazonにおける商品コードで、
前者は、【中国移動香港】4G/3G 中国・香港10日間1.5GBデータプリペイドSIM [並行輸入品]
後者は、インターネットイニシアティブ IIJmio JAPAN TRAVEL SIM 2GB(nanoSIM) IM-B106(N-TRAVEL)
です。
担当部署へ再確認したところ、B010LI7MQK・
B01CB2U7QQの納品済み在庫や、
また、「SIMカードは現金化の目的で所有できないため、
たしかに現金化という懸念も否定できませんが、
当サイトでは規約を取り決める背景まで公開させていただいており
前回お話させていただいたように、
どうしても現段階で納品いただけない商材もございますが、
本件、すぐにご要望にお応えできず心苦しい限りでございますが、
なお、Amazon倉庫を介さない「出品者出荷」
ということで、Amazonへは出品できるけれども、Amazon倉庫(FBA)へ納品してプライムを使うことはできないという判断です。
急にこのような判断に振れたのは、あくまで推測ですが一部正規キャリアからの苦情が入ったのでしょう。だからAmazonとしては積極的に扱いたく商材ということでしょう。
(といっても日本のMVNOのプリペイドSIMはAmazon自身が継続してやるんでしょうけど)
Amazonのプライムが使えず、自社発送(出品者出荷)になるデメリットは次のようなことが考えられます。
- 最短注文当日の受取ができず、早くて注文2日目(業者の発送が早ければ)、少なくとも注文3日目以降にならないと届かないのですぐに欲しいという需要に応えられない→日本のSIMであれば家電量販店で入手できますが、海外SIMであれば急ぎの場合現地に着いてから買うしかなくなる
- ローソンやファミリーマート等のコンビニ受取ができない→例えば一部空港のコンビニで出発前に受取という選択ができない。しかもSIMカード出品のAmazon FBA手数料が現状246円なので、郵送費をそれ以下に抑えないと意味がないので、宅急便などではなくゆうパケットのようなポスティング配送になる
となるので、事前に準備しない人は負けですね…。
一旦、SIMカードのAmazon出品は休止
現状、私の店舗であとSIMカードの在庫が全部で50枚くらいあるのですが、SIMカードをAmazon出品するのは休止しようと思っています。
何度も書くように、今後も自社発送すれば販売できる道はありますが、例えば私が扱ってきた香港や中国大陸のSIMはほかの販売者がどんどん相乗りしてくるので、利鞘は正直薄いです。
一時期、1枚売って1,000円利鞘稼いでいて、これだけで月数十万儲かったということがありましたが、それはいろんな幸運が味方しただけで、後ろから相乗りされたらやっぱり意味がないです。
1枚売って100~いいところ500円。例えば月間300枚売ったとして、最高で15万円。
でも、自社発送しなければいけないので、その部分の労働コストがかかるのでそれがいいかというと、私は割に合っていない。
以上の点と、これから私のビジネスも悪い部分をスクラップして再構築しなければやっていけません。
そのために、これからどんどん新しい展開を生まなければいけませんので、Amazon販売自体も大きく見直さなければいけないです。
正直言うと、Amazon販売の第1章としてはおしまいかもしれませんね。