2014年9月1日、北京にて阿里巴巴(アリババ)傘下のオンライン決済業務を手掛ける支付宝(アリペイ)と通信機器メーカーの華為(ファーウェイ)が提携を結んだ。
中国初のオンライン指紋認証支払い決済分野の提携で、正式にはドイツ・ベルリンで開催されるIFA・2014の開幕前日(9月4日)のプレスカンファレンスにて発表される予定。
9月4日のプレスカンファレンスでは、世界のスマートフォン製造メーカー各社が相次いで新作スマートフォンなどを発表予定。
華為は新作ファブレット(6インチ?)の「Huawei Ascend Mate 7」を発表予定で、指紋認証は同機に搭載される見込み。
既に、アップルのiPhone5Sに搭載されている「Touch ID」やサムスンのGalaxy S5に搭載されている指紋認証アプリとオンライン決済プラットフォーム・Paypalが提携して、技術としては実現しているが、いよいよAlipay経由でも決済できるようになるようだ。
Alipayを使うサービスといえば、何と言っても淘宝網(Taobao)や天猫(Tmall)などのモンスターサービスたち。
生体認証システムの中でも指紋認証は既に技術として十分成熟している分野で、華為以外でももっと広がっていくだろう。
(そのうち、Alipay自体がそういうアプリとか出してしまうではないだろうか…)