中国で買ったSIMカード。もう中国に行く予定もないのであれば、そのまま解約してしまえば(カードを捨ててしまえ
ば)いいのだが。頻繁に中国へ行かないのだけど(年に数回レベル)、いちいちSIMカードを買い直すのは面倒くさい。
できるだけ安い金額で維持できないものか。という疑問を解決すべく、中国で買ったSIMカードを年間わずか約1600円(1ヶ月あたり約132円)で維持する方法を伝えよう。
なお、これは中国聯通のSIMカードを契約している場合の事例である。
中国聯通とか言われても、実際どこの携帯会社と契約しているか分からないという人もいるかもしれない。
そういう方は、スマートフォン・携帯電話のホームやロック画面に、「CMCC」「中国移动」「UNICOM」「CU-GS」「中国联通」といった文字が出ていたことを思い出して欲しい。
そこに、「CMCC」「中国移动」と出ていたと記憶している方は、残念ながらこの投稿の方法は使えない。
「UNICOM」「CU-GS」「中国联通」などと出ていた方が対象となる。
では、どうやって維持するのか。
それは、1ヶ月8元(約132円)から使えるプランへ変更が必要である。
プラン変更とか書くと、中国へ行って中国語も分からないのに営業所で喧嘩しなければいけないのか不安になるかもしれないが、インターネット申込で完結できる。
(なお、プラン適用は翌月1日より、同一月に2回以上の基本プラン変更はできない)
まずは、http://www.10010.com/ へアクセスする。
(なお、中国語で間違ってはいけないのは、登録はログインという意味であり、日本語で言う新規登録は「注冊」である)
ログイン画面である。実はオレンジの「登録」ボタンの下に、微博やAlipay,QQのアカウントでもログインできるのだが、結局サービスと紐付けしていないと意味がないので、上の普通のログイン方法で説明する。
まずは、手机のところに自分の携帯電話番号を入れる。次にログインパスワードを入力する。
ログインパスワードなんて設定したこともないし、知らないという方は、携帯電話番号の下6桁を入れればOKである。
入力して、何の警告もなくトップページへ戻れれば、ログイン成功である。
続いて、http://www.10010.com/goodsdetail/911405139289.html へアクセスする。
これは、月8元(約132円)~使える自由組合套餐というプランへ申込する画面だ。
画面に\50.00 という数字が出ているが、これは新規でSIMカードを購入する場合、50元でカードを買うという意味なので気にする必要はない。
赤線で囲んでいる老用戸亦理入口(需登録)をクリック。
このような画面が出るので、「套餐変更」(プラン変更) を押す。
デフォルトでは、「4G/3G一体化套餐変更」(月76元~)になっているので、「自由組合套餐変更」へタブを切り替える必要がある。タブを切り替えると画面の通り、8元/月とデフォルトでは表示されるので、「変更」ボタンを押し、次の画面で「確認」を押すことでプラン変更申請は完了である。
(ただし適用は翌月1日から)
この8元/月に含まれているのは、中国国内で使える100MB分のパケットのみである。
(このパケット分は翌月に繰り越しできない)
中国へ渡航した場合の音声通話料金やショートメール送信料は従量制となるので注意。
(プラン申込時に音声通話やショートメールの固定利用分の別途設定は可能)
なお、中国において、パケット100MBでは足りないよと感じる場合は、トップページの「亦業務」から「流量半年包」を選んで欲しい。
これは180日間の中で1GBをプラン無料分とは別に使うことができる。料金は100元。
(このオプションは即時適用)
1GBでも足りない場合は、再度チャージすることで追加できるが、聯通回線は月最大15GBで打ち止めとなるため注意が必要。
ここまで、年間わずか1600円(1ヶ月あたり約132円)でSIMカードを維持する方法を紹介した。
年に1回だけ、100元札1枚でチャージしておけば、1年間一切使わずとも番号が維持できる。
ところで、チャージとかどうやってやるの?と思う方もいるかもしれないが、この投稿では更に説明が長くなるので、私が別の媒体SIMPRICEで執筆したコラム・中国語がわからなくてもOK!中国で携帯電話を使うには?〜チャージ編〜を参考にして頂ければと思う。