中国当局、国家を挙げてのVPN接続サービスの撲滅運動を開始

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中華人民共和国・工業和信息部(工信部)が2017年1月22日に公布した通知に、中国に関係する外国籍の人々、そして中国外の情報を素早くキャッチしたい中国人から驚きの声が挙がっています。

关于清理规范互联网网络接入服务市场的通知

日本語に訳すと、「インターネット接続サービス市場の規準の徹底整理に関する通知」。

原文の中国語はこちら

この中で注目が、

4.违规开展跨境业务问题。未经电信主管部门批准,不得自行建立或租用专线(含虚拟专用网络VPN)等其他信道开展跨境经营活动。基础电信企业向用户出租的国际专线,应集中建立用户档案,向用户明确使用用途仅供其内部办公专用,不得用于连接境内外的数据中心或业务平台开展电信业务经营活动。

電信部門の批准を受けず、自分で勝手にサーバーを立てたり、専用線を借りる(VPNを含む)などして国境を超えた経営活動をしては行けない。

わざわざ”VPNを含む”と狙い撃ちしている点が大きいですね。

これらの徹底取り締まりを1月22日から来年2018年3月31日までの約14ヶ月間で行うとしています。

これから、中国へ赴く時はどうすればいい?

今回の取り締まりに対処する策。

まず、比較的短期の旅行者に関しては、香港のサーバーを使っているモバイルSIMカードを用意しておけばいいのです。

例えば、中国移動香港のSIM。

こちらは、10日間1.5GB、チャージでは100HKドルで更に10日間1GBのモバイル通信が可能。もちろんテザリングが使えます。

中国大陸内では、中国移動のTD-LTEエリアとなるので、それに対応するモバイル端末を準備する必要がありますが、1回チャージを行うとチャージした日から有効期限が180日間延長されますので、半年に1回の頻度で中国に行く方であれば、新しく買い替えることなく繰り返し使うことが可能です。

使い捨てで構わないのであれば、中国聯通香港の7日間2GB、チャージでは100ドルで更に7日間2GBのモバイル通信が可能なので、たっぷり使いたい方には向いています。

中国大陸では、日本と同じFDD-LTEのBand 1やBand 3といった周波数帯が使われていますので、日本の携帯各社のLTE回線を使っている方であればほぼ使えるはずです。

問題は、中国で日中間で専用線を使っていたり・VPNを使っている企業の方や中国に定住している方たち。

これらの方については、現段階で明確な解決策を提示することが難しいのが正直なところ。

まず企業の方々は、ちゃんと認可が取れていて国営の中国移動・中国聯通・中国電信などのキャリアが提供している専用回線を使うことでしょうか。

個人の方々については、もっと難しいですが例えば香港であったり、日本であったりのサーバーを借りてそこにVPNを構築して個人的に接続というのが今できる可能性でしょうか。

まだ、取り締まりが動き出したところで、これからやるぞというのが明るみになったばかりですので、何か新しい動きがありましたら当ブログでシェアしていきます。

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