日本からの発送の選択肢のひとつとして順豊(SF)エクスプレスを検討

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中国国内における宅配便市場と言えば、国有の中国郵政グループ傘下の郵政速逓物流(EMSも含む)に加え、「4通1達」と呼ばれる

  • 申通快逓(シェントン)
  • 圓通速逓(ユゥエントン)
  • 中通速逓(ジョントン)
  • 百世匯通快運(バイシー・フイトン)
  • 韻達快運(ユンダー)

といった大手、その他多数の民間中小の宅配会社が存在していますが、「4通1達」をも上回る支持を中国で受けている会社が順豊速運(SFエクスプレス)です。

私個人的に郵政速逓・「4通1達」・順豊の6社全てを利用した経験がありますが、国有の郵政速逓は別として、「4通1達」は業務の大半をタオバオ・天猫を始めとしたECに依存しているせいか、「4通1達」は低価格を武器に支持を集めているところがあります。

例えば、かつて私が住んでいた遼寧省の大連市であれば市内は1kg5~6元、日本円にして100円以下は当たり前。多少遠方へ送っても1kg10元ちょっとというのは珍しくありません。

ただ、運賃が安い分悪かろうというところも見え隠れしていて、具体的に言うと申通・中通の2社は紛失率(行方不明率)が高い印象があるし、集荷・配達の作業員の素質も低いという印象が強いです。

(あくまで、個人の主観ありですが)

そんな状況の中で、順豊は決して運賃は安くなく、基本的には1kg12元スタート、例えば上海⇔北京間であれば1kg23元はかかります。

でも、集荷から配達完了までが非常に早く、例えば中国南方の広東省から遼寧省あたりまでなら24時間程度で確実に届けられるという強みを持っています。

私のタオバオ店舗でも、一部中国国内から発送している商品があって、デフォルトは、「4通1達」を使っていますが(送料を別に取らず、利益文分から運賃を持ち出しているので)、顧客が急いでいる、○月○日までに確実に受け取りたいという要望があった場合、顧客に対して一部運賃を負担してもらった上で、順豊で発送するということはよく行なっています。

顧客からも、「順豊で送ってくれないか」と指名を受けることも多く、中国国内でもかなりの支持を受けていると見受けられます。

SFエクスプレスは、日本からの海外向け荷物の集荷・発送もやっている

その順豊は、今や中国国内に限らず世界各地へ進出していて、日本から発送できる海外向け荷物が発送可能な国は、中国系(中国大陸・香港・マカオ・台湾)以外では、

  • オーストラリア
  • カンボジア
  • インド
  • インドネシア
  • マレーシア
  • モンゴル
  • シンガポール
  • 韓国
  • タイ
  • アメリカ
  • ベトナム

に対応しています。

東京・大阪のSFエクスプレス営業所エリアであれば、自社で集荷を行い、その他のエリアでも提携宅配会社が集荷して、各SF営業所を経由して発送します。

気になる配送所用日数もアジアの国であれば3営業日内で完了可能なので、EMSや他の民間宅配会社と遜色ないですね。

(提携宅配会社の集荷の場合、更に1~2営業日プラス)

cf:  所要日数検索(SFエクスプレス)

発送する商材によっては、日本郵便・EMSよりも安いことも!?

SFエクスプレスのウェブサイトを見ると現在では、

STANDARD EXPRESSとECONOMY EXPRESSの2つのサービスを提供しています。

昨年、私がSFエクスプレスのサイトを見た時、単純に運賃が高いなという印象しかなかったのですが、2016年になって運賃改定がされたようで、現在はこのようになっています。

STANDARD EXPRESS

ECONOMY EXPRESS

SFエクスプレスのエリアは現時点で6つに分かれていて、

  • ゾーンA: 香港・マカオ・韓国・台湾・中国華東地域(広東省・広西省・海南省)
  • ゾーンB: 中国華東地域以外の全中国
  • ゾーンC: マレーシア、シンガポール、タイ
  • ゾーンD: ベトナム・モンゴル・インドネシア
  • ゾーンE: オーストラリア、インド、カンボジア
  • ゾーンF: アメリカ

となっています。

非書類だとゾーンAで2,200円(ECONOMY EXPRESS1,700円)~、ゾーンBで2,300円(ECONOMY EXPRESS1,900円)~

という価格設定となっています。

なお、運賃計算はEMSのように純粋な実重量計算ではなく、貨物の実重量と容積重量(縦×横×高さ÷6000 寸法単位はcm)を比較して、数値が大きいほうが適用されます。

例えば、こういう箱に15kg分の荷物を詰め込んだとします。

この箱のサイズは65×50×43cmなので、容積重量で23.3kg計算になりますので、やや運賃が高くなります。

でも、荷物に入れる中身を工夫すれば、急がないECONOMY EXPRESSで10kg相当分がゾーンA:5,100円、ゾーンB: 6,200円。

EMSだと10kgの荷物が10,500円、航空便で7,850円、SAL(エコノミー航空便)が6,700円なので、それらよりも安く送ることも不可能ではありません。

私としても、日本からの発送の選択肢のひとつとして、導入を検討してみます。

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