2016年も日本商品が中国人に売れる!(爆買いとは言ってない)

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2015年は、「爆買い」が流行語大賞に選ばれたように、驚異的な増加を見せた中国人観光客に支えられた1年だったということは、改めて言うまでもない現象でした。

しかし、中国政府はそういった現象を快くは思っておらず、銀聯カードの外貨引き出し制限に個人の外貨購入の取り締まりを強化すると発表。

cf: 中国、個人の外貨購入で取り締まり強化へ (ロイター)

このように、中国政府はあの手この手で流出を止めようとしています。

また、それ以外では2015年末のUSドルに対する人民元のレートが1ドル=6.4936元となり、1年前と比べて4.5%の下落。

cf: 2015年対ドル終値 2年連続の下落 (毎日新聞)

このまま行けば、1ドル=7元あたりまで下落してしまうかもしれず、仮に1ドルが119円だった場合、1元が17円まで戻ってしまう(日本円対人民元で行くと2014年秋くらいの水準)かもしれない。

そうなると、2016年に例え中国人観光客が増えたとしても、全体的な消費は伸び悩むかもしれない。

いよいよ、「爆買い」はおしまいなのか?と連想する人が多くなるでしょう。

そもそもの「爆買い」の定義を辿れば、当然下降する

そもそも、なぜ「爆買い」という言葉が流行したのだろうと思い返すと、中国人が化粧品やら日用品やら炊飯器・電気ポット・ウォシュレットなどをとことん買い漁って、買い荒らすという現象を指していました。

しかし、「爆買いアイテム」の一翼を担っている象印マホービンの社長さんが語るように、ピークが過ぎたという考え方があります。

cf: 「爆買い、ピークは過ぎた」 象印マホービンの市川社長 (J-CAST)

炊飯器・電気ポット・ウォシュレットなどといった一家に数台も必要もない商品は継続して売れ続けるという無理な話。

いとも簡単に壊れる商品でもなければ何台も買い続ける必要はないので、ある一定層に行き渡った感があれば、落ち着いた(ピークは過ぎた)とも当然考えるでしょう。

つまり、とことん買い漁るという現象は落ち着いていくという見方ができます。

それでも、2016年も日本商品が売れ続ける(でも、発想転換は必要)

私は淘宝網で日本商品の代購やっていますが、爆買いが終わっていくのなら、もうその仕事をやる意味はないのかと言うとそうは思っていません。

もとより、昨年2015年1年間、私が淘宝網で何とか生き残されたのは、

爆買いの隙間を縫って中国人が必要だろうと思う品物を売ってきた

からです。

「爆買いアイテム」になった化粧品・炊飯器その他は誰でも考えつくアイテムで、その中で競争することはとても難しいのです。

確かに私も化粧品あたりは扱っていた時期があって、売れたことは売れたのですが、利益が取れなくなった。やり続けても消耗するだけ。

それならば、中国人は欲しいだろうけど、そこまでライバルが少ないアイテムをということにこだわってきました。

2016年も、日本商品が中国人に売れ続けるだろうと私は思っていますし、また淘宝網ビジネスは1年は続けられると思っています。

でも、少し発想は変えないといけないと思います。

中国人の日本商品信仰は終わらない。売れるものは売れる。何が売れる??

中国人は日本商品が大好きです。

これを否定する人はいないと思います。

だから売れるものは売れます。

中国人が日本商品が大好きである限り、Made in China製品が日本ほどではないにしろ、安全安心という概念が住み着かない限りは売れ続けます。

とりあえず、大きいモノ(炊飯器・電気ポット・ウォシュレットなど)は一息つくとして、そこそこ小さいモノが細かくピンポイントで売れ続けるだろうと思います。

化粧品・日用品・ステンレスマグボトルなどといった定番商品は関税の引き下げもあって、堅実に伸びていくと思います。

cf: 中国、日用品の関税引き下げ―国内消費喚起のため (ウォールストリート・ジャーナル)

私は2015年、こんなモノを売っていた

私が販売する商品のスタイルとして、

日常使いできて、お手頃の商品

およそ300~700元(約5,700~13,300円)くらいを目安として購入することができて、日常使いできる商品というものを重視しています。

例えば、私が2015年に販売していた「ヒット商品」を1つだけネタばらししましょう。

panawash

これは、パナソニックが発売している携帯用おしり洗浄器(ウォシュレット)のDL-P300

この図では販売量が「312件」となっています。

今は400元で一応出していますが、たまにしか売れません。

ピーク時は、これを380元(約7,200円)前後で販売していました。

私は更にこの商品の関連商品のTOTOのyew350という商品も350元(約6,600円)前後で販売して100件以上売りました。

この2つの商品だけで少なくとも売り上げ300万円以上を稼ぎ出していました。

“本元の”ウォシュレットは当たり前ですが、大きくて重い。

そして多くの日本で売られるウォシュレットは電圧が100Vなので中国で使うには変圧器を使わなければいけない。

だから、中国のトイレで使うにはいろいろ面倒な問題がある。

でも、これらの商品であれば、水の勢いは”本元”に負けるけれど、単4(アルカリ)電池を入れれば使えるという日常使いできて、お手頃な商品が受けて、「大ヒット」しました。

「中国人」は何が欲しいかを分析して、新たなヒット商品を作り出そう!

このように、中国人が欲しいけれど、使うためのハードルがやや高い(そもそも値段が高い・使い方が難しい)ものよりも、お手頃な値段が買える便利アイテムがあるならば、中国人の消費をくすぐることができるかもしれません。

そういったものは何なのかを分析することによって、一時的な「爆買いアイテム」ではなく、中国人が好む「ロングヒット商品」を売りだしてアピールしていけるならば、このジャンルで食いつないでいけるはずです。

そして、私自身も自分の開発した商品ではないですが、売れるアイテムを見つけて今年1年も生き延びていこうと考えています。

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