中国インターネット上で国外映画・テレビコンテンツを放映はライセンス許可制へ

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2014年9月5日、中国・国家新聞出版広電総局(ニュース・出版・ラジオ・映画・テレビ総局)は、網上境外影視劇管理的有関規定(インターネット上の国外映画・テレビの管理に関する規定)を通知した。

今後中国インターネット上で、中国外の映画・テレビコンテンツを放映する場合には、「電影片公映許可証」(映画公開・上映許可証)か「電視劇発行許可証」(テレビドラマ配給許可証)が必要となり、これらを取得していないコンテンツは公開できなくなる。

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通知は、中国インターネット文化の発展・繁栄のため、中国の優秀な文化を継承・発揚すると同時に外国の優秀コンテンツを吸収してブラッシュアップに繋げる効果を狙ってのこと。

また、通知では各種許可証の発行が必要と明確に規定している。

広電総局が発行している「信息網絡伝播視聴節目許可証」(情報インターネットメディア視聴許可証)の許可項目には、

第二類インターネット(中国電信業法の産業分類)のコンテンツ視聴サービス規定第五項に属する

「映画・テレビドラマ・アニメーション類のコンテンツを集め、放送するウェブサイト」は、

海外の映画・テレビコンテンツを専門的に導入することは問題ないが、省級以上広電部門の審議を経て「電視劇発行許可証」等を取得してから、ウェブサイトに放映する。

とある。

また、境外電視節目引進、播出管理規定(2004年制定・広電総局令第42号)関連の要求に基づき、著作権所有者が授与するインターネット放映権を取得する必要がある。

これら国外コンテンツは2015年3月31日までに登録する必要があり、翌4月1日以降登録されていないコンテンツはインターネット上で放映できないと規定している。

以上から見て、整備され切っていなかったインターネット上においてのコンテンツ放映ルールを明確化して、著作権の保護・海賊版の抑制を目指していると見ることもできるが、国外コンテンツにターゲットを絞っている分、海外各コンテンツ(映画やテレビドラマを始めとして、人気のアニメコンテンツも)を締め出そうとしているのではないかという不安を与える内容になっている。

来年2015年以降の動きにも注目である。

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