淘宝網(タオバオ)・天猫(テンマオ)で納得した買物をするための秘密

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中国に住んでいる方、もしくは中国関係でビジネスされている方であれば、アリババという会社(ソフトバンクの孫正義氏が出資している会社)の淘宝網(Taobao)とか天猫(Tmall)といったショッピングモールの名前は知っているだろう。

中国人の私の妻は、例えば服などの身の回り用品は街へ行かず、殆どこれらを使うことになった。

私が中国に住んでいた時は、よく利用していたし、これからも活用するシーンがあると思う。

私個人は、かなり多岐なものを買っていて、高い品で掃除機やタブレット、安い品で原価ゼロに近い横流しのゲフンゲフン(ちょっとブログでは書けない)までトータルで数百回は利用している。 いろんな業者から品を買っていると、

  • 不良品が送られてくる
  • 商品がどこかで行方不明になり、配送業者や業者に連絡を取るも、たらい回しされた挙句、最終的に有耶無耶にされて、丸損 (淘宝網の仕組み上、ちゃんと手続きを取っていれば購入代金は保全されるが、保全期限を過ぎていた)
  • 業者に文句を言うと「このクソ日本人が!文句言いやがって」(まぁ実のところアノ小日本人呼ばわり)と罵られた挙句、評価ページに本名・住所・携帯番号が晒し上げ(しかもこの経験なんと2回)

などというイタイ経験をいっぱいしてきたわけである。

私なら、「まぁ中国だからこういうこともよくあるわな」で諦めがつくところもあるのだが、私と同じように皆が心が広いとは限らないし、これらのショッピングモールを使うために中国語があまり使えないが、買うものがあるので使う必要に迫られたという人が実のところ多いのだと思う。

その為にはできるだけトラブル発生を回避して、なおかつできるだけ質の良いものを求めたいだろう。

本来であれば、業者としっかりとコミュニケーションを取って、誤解がないように買物を進めるというやり方がベストであるが、中国語が上手でない人にそれを求めるのは難しいので、中国語が上手でなくともココを見て相手の業者は良い業者か悪い業者をジャッジする方法を書くとする。 taobaotmall少し前振りが長かったのと、実は前振りの割にはそんなに大層な方法ではないので、これから書くことにガッカリしないで欲しいのだが、

  • 商品の販売数が多いかどうか
  • 店舗の評価が高いか

である。 そんなもの日本のヤフオク!やAmazon、楽天市場等々で散々やっているよ!と叱られるかもしれない。

でも、日本のショッピングモールと比べて、あまり中国のショッピングモールで信じていけないと思っている部分が、

  • 評価コメント

だと思っている。

日本だと、評価の高さも大事だが、コメントで良いことが書いてあるか悪いことが書いてあるかをもっと気にすると思う。

ただ、中国ではあまり他人の口コミは信用出来ないし(各所でたびたび書いているが中国人は政府も含めて他人を絶対信用しない。信用するのは他人の口コミではなく、親族や信頼できる友人の口コミである)、そこに真実が書いてあるとか思えないのと、もし良いコメントが並んでいても実はそれが業者の仕込みであったり…ということもある。

実際はあまり細かいことを書く人がそうそういないので(私も殆ど書いたことがないし、仮に低い点数と悪いコメントつけたら晒し上げ!?)、その点はたいして見る必要がないと思う。

では、見るべきポイントである。

1つ目、商品の販売数

c930e 図はLogitech(日本で言うLogicool)のc930eというウェブカメラを検索したものである。

赤字で囲んだ部分で、○人付款と書いてある。

これは、過去30日以内に商品を購入して、代金を支払ったユーザー数である。 同じ商品であっても、販売数が多いほうが当然安心するであろう。

たいてい購入者は購入前に阿里旺旺(アリワンワン)というチャットソフトで業者とコミュニケーションを取っているはずである。

そこで業者の対応が悪ければ、消費者心理としてこんな失礼な対応をする店から買うものかと当然思うだろう。

商品に問題ないかも大事だが、業者にも問題がないか。それをクリアして商品を買うというのは世界どこでも同じだろう。

それを見る目安が販売量なのだと思う。

2つ目、

  • 店舗の評価が高いか

これは淘宝網と天猫でやや異なるが、 淘宝網の場合、商品ページの右側にある店舗の信用度である。

c930e02 この高さが大事である。 淘宝網・信用度 いわゆる、1分=1ポイントである。

日本のヤフオク!と同様に、好評価-悪評価=ポイント数である。

先ほどの業者はダイヤモンド2つだったので、501~1000ポイント。 (実際には確認時点で、964ポイントだったので、もうすぐダイヤモンド3つに昇格) これが高ければ高いほど、信用度が高いと判断できる。

よほど、商品やコミュニケーションに絶対的な問題がない限り、ハートのところは避けたほうが無難だろうし、理想を言うならば10001ポイント以上のシルバークラウン以上から買うほうが信用度が増す。

(ゴールドクラウンは500001ポイント以上なので、そうそうお目にかからないが)

一方、天猫は淘宝網が個人対個人C2C(消費者間取引)であるのに対して、B2Cなので企業と消費者間の取引であり、相手は企業である。

この違いは押さえておいて欲しい。

天猫は淘宝網のようなポイント制は存在しないので、見るべき場所が変わる。

天猫 - 評価 商品ページの赤枠に囲まれた部分にマウスを合わせると、詳細ページがポップアップされて出てくる。

そこに、描述相符(商品描写が一致しているか)・服務態度(業者の接客品質)・発貨速度(発送速度)の3つが5点満点でポイント化されている。これは過去半年以内の店舗評価の平均である。

ポップアップされた部分の描述相符・服務態度・発貨速度いずれかのあたりでクリックすると、更に詳細ページが出てくる。 天猫 - 評価どこを見るか。

  • 描述相符・服務態度・発貨速度の3項目全てで平均4.8点以上であることが望ましい
  • 赤枠部分の宝貝与描述相符にカーソルを合わせると、詳細が出てくるが、1点が1%以下が望ましい(1点が出るのはどうしても避けられないができるだけその率は少ないほうがいい)
  • 下の店舗の過去30日のサービス状況を確認。平均退款速度(平均返品処理速度)・近30天退款率(過去30日以内の返品率)・近30天投訴率(過去30日以内のクレーム率)・近30天処罰数(過去30日以内のペナルティ数)の4項目を確認

過去30日のサービス状況は、オレンジ色文字が該当店舗のスコア、黒文字が同業者の平均値。それぞれの項目にカーソルを合わせるとさらなる詳細が出てくる。もちろん平均より低いことが望ましいのだが、もっと大事なのはその詳細の中身である。

近30天退款率にカーソルを合わせると、返品の総計数が出てくる。

その中で、因質量問題退款(品質の問題で返品・返金)・未収到貨退款(商品が届かないため返金)・買家無理由退款(業者が設定した無条件返品・返金、通常7日以内でクーリングオフのようなもの)がある。

買家無理由退款は消費者都合なのでそれほど気にする必要がないが、因質量問題退款・未収到貨退款がどれだけあるかは気にしたい。

続いて、近30天投訴率にカーソルを合わせると、クレーム合計が出てきて、 その中で、因售後問題(アフターサービスの問題)と因行為違規(規約違反行為)がある。

特に因行為違規があるようではリスクを感じずにはいられない。

最後に、近30天処罰数。これはもう、できれば0のところが望ましいと思う。

因虚假交易(虚偽取引)、因違背承諾(ユーザーの違法行為の承諾)、因描述不符(商品が全く表示と合致していない)。

見ての通りである。

これだけ細かいフィルタ設定をすれば、それほど外れを引くことはないだろうし、もし商品に納得が行かない場合でも誠実に対応してくれる率が高まるはずである。

それでも、中国であるがゆえ100%の確実性は約束できないが、そんな中でも納得できる買物や仕入れをしたいのであれば、これくらいのチェックがあっていいと思うのだ。

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