5.5インチ・ファブレット紅米Note増強版・聯通版は買いになるのか

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2014年第2四半期(4~6月)で、中国におけるスマートフォン出荷台数で僅差ながら首位に立った小米(Xiaomi,シャオミ)。

今年7月には最新フラッグシップモデルの小米4 (mi4)が発売され、第1回発売において中国聯通3G版(W-CDMA)でありながら、わずか37秒の秒殺で売り切れるほどの相変わらずの人気を誇っていた。

今年2014年は、中国にとってLTE元年となり、中国移動通信が提供するTD-LTE形式の高速モバイルインターネット回線はサービス開始がわずか半年で1300万人以上が加入して、2014年内に5000万人の加入が見込まれている。

ただ、小米は最新フラッグシップのmi4でいきなりLTE版を出さずに、最初は聯通3G(W-CDMA)を出して、今月8月には中国電信3G版(CDMA2000)、9月にようやく移動LTE版を出す予定。聯通・電信版LTE(FDD-LTE)が発売されるのは年末の予定となっている。

聯通・電信版LTEが遅れるのは、どのみちまだ中国の政府機関からFDD-LTEの正式営業ライセンスが出ておらず、ゴーサインが出るのが年末頃と見られているからそれは仕方ないのだろうが、移動版LTEを出すタイミングがずいぶんゆっくりなんだなと思っていたら、8月12日に5.5インチのファブレットである紅米Note(ホンミー・ノート)で移動LTE(TD-LTE)版、そして8月26日に聯通LTE版(FDD-LTE)版が発売されることが発表されてびっくりしてしまったのだ。 紅米Note紅米Noteの4G・LTE版は、QualcommのSnapdragon400 MSM8928プロセッサ(4コア・1.6GHz)のCPUを採用。

メモリ2GBでストレージは8GBに過ぎないが、外部ストレージでmicroSDカード128GBまで対応している。

カメラはメインカメラ1300万画素・フロントカメラ500万画素。

このスペックでありながら、999元(約16,500円)で買うことができるというのが魅力。

3G版(799元)は、8コアCPUでデュアルSIM(SIMカード2枚挿し)対応であるのに対し、4G・LTE版は4コアでデュアルSIM非対応ではあるが、そんなことはどうでもいいくらいに満足と言えそう。

帯域幅は、移動版はBand39(1.9GHz帯)、Band40(2.3GHz帯)、Band38/41(2.6GHz帯)のTD-LTEネットワークに対応していて、中国国内で使う分には何ら問題がない。しかし例えば技適問題を別にして日本で使うには、ソフトバンクやワイモバイル(旧イーモバイル)、UQコミュニケーションズくらいしか対応していないので難しいのかなと思う。

一方の聯通版は買いになるのだろうか。

現状、聯通のLTEで認可を受けている帯域が、Band40の2300~2320MHz、Band38/41の2555~2575MHz、更にFDD-LTEではテスト的に認可を受けているのがBand3(1.8GHz帯)の上り1755~1765MHz、下り1850~1860MHz)という帯域。

ということは、Band3を日本で当てはめると、NTTドコモの東名阪、ワイモバイルが対応していて、ソフトバンクとauは対応していない。 更に聯通版だと3Gが900MHz帯と2.1GHz帯のみ対応の為、理論上はワイモバイルだと使えそうである。

実際にワイモバイルで使えるかどうかは人柱が必要となるが、個人的にはワイモバイルのスマホプランSに注目していて、月2980円で使えるパケットは1GBに過ぎないが、10分以内の通話が月300回まで無料。

結論的に買いかどうかというと、ワイモバイルの料金プランに魅力を感じているという世間的にややコアな人であれば買いになりそうな予感である。 実はFDD-LTEの上り・下り20MHz帯しか対応していないとかだと笑うに笑えないけど。でも3Gネットワークは問題ないはずなので、3G+おまけのLTEと考えれば?

もともと、中国向けにしか売ることを考えていない機種でそこまで妄想を膨らますのもアレだけど。

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