本日・2017年1月24日より全国のローソン全店舗にして、支付宝(Alipay)およびLINE Payのバーコードを使ってのレジでの決済が始まりました。
「支付宝(Alipay)」、「LINE Pay」バーコード決済の取扱いを開始
後者のLINE Payの決済方法については、公式でリリースとともに説明がありますので、そちらを参照してください。
支付宝アプリを使った決済の仕方
今回の投稿では、支付宝(Alipay)を使ってどのように商品を買うことができるかの操作方法を解説します。
支付宝(Alipay)で店頭にて決済を行うにはアプリが必要となりますので、ダウンロードした上でログインを完了しておきます。
ログイン後、このような画面になりますので、上の段の左から2番目の「付款」をタップします。
タップすると、このような画面になりますのでこれをそのままレジにて提示すればバーコードリーダーで読み取ってくれます。
(バーコード・QRコード・その他数字は1分ごとにランダムに更新されます)
これだけのことです。とても簡単ですね。
バーコードを使わない支払い方法
日本では殆ど使いませんが、中国に行った際に先に説明したバーコードを使わない支払い方もあるので解説しておきます、
例えば中国のローカルな食堂や個人経営の店舗でこのようなQRコードを店舗に張り出しているところがあります。
(実際無料でこのようなシールの作成が可能です)
この場合は、上の段のいちばん左の「扫一扫」をタップします。
そうするとQRコードの読み取り画面になりますので、スキャンした上で送金すべき金額を入力して送信すると、リアルタイムに相手へお金が渡ります。
これを使って、買物や食事をすることも可能です。
残念ながら、日本人が支付宝を使ってローソンで支払うのはほぼ不可能
最後に、今日から始まったローソンのレジにおいての支付宝を使った決済ですが、中国人であれば問題ありませんが、日本人はほぼ不可能なようです。
実際、今日私自らローソンへ出向きまして、「アリペイで支払います」と言ってバーコードを差し出したのですが、エラーが出ました。
試しに3回スキャンしてもらいましたが、ダメでした。
仕方ないので、私がいつも使っているLINE Payのバーコード決済のほうで支払いました。
ローソンに限らず、日本国内において支付宝決済に対応している店舗ほぼ全てで日本人が利用するのは不可能だと思います。
理由としては、中国の身分証を持っていないユーザーが人民元から外国貨幣へ両替することが認められていないからです。
以前、私が香港へ行くためにLCCの香港エクスプレスで航空券を予約して支払おうとした時に、支付宝で支払おうとしましたがエラーとなりました。香港ドル決済も使えなく、仕方なしにVISAのクレジットカードで支払ったという経験がありました。
これと同じことで、もし日本において人民元から両替しない状態で決済するのであれば理論上決済は可能かもしれませんが、日本円で決済すべきところで中国の身分証を持っていないユーザーが使えないというのが現実のようです。
長々と説明してきましたが、結局中国においての支付宝の解説になってしまいました(笑)