最近、私のもとに「中国向けへ海外送金したいんだけど・・・」という問い合わせが来ました。
その問い合わせに対しては、私個人的なやり方で対処しました。
(でも、私はこれが商売の1つではないので、原則私に依頼するのはやめてください)
そもそも、海外送金する方法って?
単純に日本から海外送金というのであれば、多数の金融機関が対応しています。
どこが対応しているかは、検索すればいくらでも出てくるので、ここで取り上げるのは割愛させて頂きますが、おおむね、送金手数料は1件2,000円以上が主流。
今年の3月末までならセブン銀行の中国・フィリピン向けの送金は1件1,000円のキャンペーン中ですね。
cf: サービスの特徴 / 送金手数料 (中国中国・フィリピンフィリピン向け口座入金)
少額を中国国外から支付宝(Alipay)へ送金する方法
従来の方法は、送金金額を問わず1件いくらいくら。
まとまった金額を送金するのであれば、金融機関を使うほうが安心・安全でしょう。
ただ、ちょっと少額を送金したいんだけど・・・という時に、1件の送金手数料が2,000円とか3,000円とかだと割りに合わないなぁと思いませんか?
少額を送金したい時って、どんな時でしょう?
中国のケースでパッと考えつくのが、
- 友人・知人に(紅包/お年玉などで)少額あげたいが、人民元で持ちあわせがない
- 中国の携帯電話のチャージをしたいんだけど、人民元で持ちあわせがない
あたりだと思います。
人民元で言うと500元(約9,000円)以下ですね。
今回、ご紹介する方法は銀行を介さずに、支付宝(Alipay)へ送金する方法です。
支付宝口座じゃなくて、持っている中国の銀行口座へ資金を流したいのであれば、専用アプリで手数料無料で、15分以内(公式では2時間以内となっているけど、大半は1分以内、長くて15分)に送金できます。
これから、紹介するのは中国のサイトなので、初心者やリスクが分からない人は非推奨です。
使うのはKA-CNというサイト。
クレジットカード(デビットカード)、Paypal、そしてWebMoney決済にも対応しています。
トップページの赤枠で囲んだところに、支付宝へ100元分チャージするためのリンクがあります。
執筆(2016/01/05)時点では、100人民元分を17.85ドルでチャージできます。
VIP会員であれば17.67ドルです。
件数は100元を1件として、500元チャージするのであれば5件と入力します。
充値用途は、「本人・友人・販売者」から選ぶことができますが、販売者へ直接送金するのはいろいろなリスクがあるので、本人か友人あたりで止めておいた方が良いでしょう。
支付宝账号は送金先の支付宝IDです。
IDは通常、メールアドレスか携帯電話番号です。
支付宝账户姓名は名義人です。
中国人であれば、中国語で「习近平」と姓名にスペースなしで、外国人であれば「MASUYAMA TOMOAKI」というように、姓+半角スペース+名をローマ字で書くといいでしょう。
(できるだけ名義人名は代理チャージという性質上、正確に書いてください。
記入が終わったら、「立刻购买」を押します。
100元のチャージで、17.85USドル+手数料1.14USドル、合計18.99USドルと表示されています。
(このレートが割りに合っているかどうかは各人で判断してください)
WebMoneyで決済する場合は、「其他支付方式」を選ぶと、「WebMoney Japan」が表示されます。
ここの説明にあるようなチャージ方法が使えます。
通常は10分ほどで送金が完了します。
利用は各人の責任で行なってください。詐欺行為による送金で使わないようにしてください。