例えば銀聯カードの場合、1日あたりの引き出し限度額が1万元(現在のレートで約16万2千円)となっていて、コンビニATMにおいても複数回操作すれば多額を引き出すことは可能ですが、その都度カードに定められた手数料+日本側の手数料が1回ずつかかります。
もう海外発行カードを使って多額の引き出しをすることは不可能なのか!?
コンビニATMだと、ATMメンテナンス時間を除きほぼ24時間好きな時間に引き出しができるので便利ですが、多額の手数料を払うとなるとちょっと・・・と思うかもしれません。
対策は・・・、またあります。
例えばゆうちょ銀行。
こちらも先日、偽造された海外発行カードでの不正引き出し被害に遭いました。
cf: 海外発行カードの偽造による不正引出し報道について (ゆうちょ銀行)
しかし、今日の時点では制限について言及はありません。
cf: ゆうちょATMのご案内
都市銀行ATMなら!
念のため、私はみずほ銀行、三井住友銀行、東京三菱UFJ銀行、イオン銀行の4行のコールセンターに電話をかけて、その旨確認しましたが、いずれも
限度額については銀聯カードさんが定めたものとなっていますので、詳細は銀聯カードさんにお問い合わせください。
という回答。
つまりは銀行独自に制限は現状かけていないと解釈できます。
なお、1回あたりの他行カードを使った引き出し限度額は以下の通りです。
- みずほ銀行: 100万円
- 三井住友銀行: 200万円
- 東京三菱UFJ銀行: 99.9万円
- イオン銀行: 99.9万円